宅配大手ヤマト運輸が時間帯指定の見直しを検討
今日はヤマト運輸が時間帯指定の見直しを検討しているというニュースが入ってきたので、食材宅配サービス業者への影響を予想していきたいと思います。
ヤマト運輸がなぜ食材宅配サービスの宅配と関係あるかというと、このサイトで紹介させてもらっている業者の中にはヤマト運輸と提携している業者がいくつかあり、少なからず利用者にも影響がでるということです。
ヤマト運輸などの宅配業者のニュースは今一番注目されているニュースで多くの方がご存知だと思いますが、今この業界はとにかく人手不足と宅配物の多さからパンク寸前と騒がれています。
この背景にはインターネット通販の普及で宅配便の荷物量は急増し、商品はあっても運ぶ人がいないという状況になりつつあるということです。
特に言われているのが『アマゾン』からの配送依頼が激増しているということで、このアマゾンの商品は基本ヤマト運輸と日本郵便が請け負っていて2社では限界のところまできているようです。以前までは佐川急便もアマゾンの商品を請け負っていましたが、提携が切れて今はアマゾンの商品の配達はおこなっていません。
このような状態では日本の宅配は崩壊してしまう恐れもあるので、ヤマト運輸では時間帯指定の見直しや再配達の有料化などを少しずつ検討しているということです。
今までの時間帯指定は『午前中・12:00〜14:00・14:00〜16:00・16:00〜18:00・18:00〜20:00・20:00〜21:00』の6つの時間帯からお届け時間を指定することができました。
今回検討しているのは12:00〜14:00など比較的指定が少ない時間帯や20:00〜21:00など比較的指定が多すぎる時間指定を取りやめ、全体的に時間帯の幅を広めることを見直していくようです。
確かに近年通販などインターネットで簡単に買い物が可能になったのでこのような見直しは仕方がないことだと思います。私の友達に宅配業をしている人がいますが、時間指定してても不在の人が多数の現状。宅配ボックスに入れようと思っても大きさが微妙に合わなかったり、宅配ボックスを使う人が多すぎたり、何日も宅配ボックスを確認しないで放置しているためボックスに空きがなくて結局再配達になると言っていました。
このような話を聞くと受け取り側にもけっこう問題があるのだと感じました。よく配達が遅れてクレームをいう方もいますが、時間指定など時間を守らない人がいれば再配達になるので配達が遅れてしまうのは当たり前ですからね。
まぁしっかりとその時間に待っているのに指定通りの時間にこなければそれこそ困りますから、クレームを言う人の気持ちもわかります。これは難しい問題ですね。
ただこのような見直しをしたら利用者としてはちょっと不便になるのは確実です。細かい時間指定ができなければ何時に来るかわからない配達を何時間も待たなくてはいけなくなります。
さらに現代は夜遅くまで仕事をしていて帰りがどうしても遅くなってしまう方が多くいるので夜の時間指定がなくなってしまうと受け取りが不可能な人も出てくるかもしれません。
このような状況の中で、このサイトで紹介している食材宅配サービス業者への影響を予測してみました!
食材宅配サービスでヤマト便を使っている業者への影響は?
こちらのサイトで紹介している食材宅配サービスでもヤマト運輸に配達を委託している業者は多数あります。自社で配達を完結させている業者、自社便とヤマト便で配達する業者、ヤマト便のみで配達をしている業者があります。
オイシックス
オイシックスの配達は全国配達でヤマト便に委託しています。
大地宅配
大地宅配は自社便とヤマト便で配達をしています。関東圏内の送料お得便が自社便、全国配達可能な日時指定便がヤマト運輸に委託しています。
らでぃっしゅぼーや
らでぃっしゅぼーやは自社便とヤマト便で配達しています。定期便・ご都合便・自社便配達に分かれていて配達地域により自社便かヤマト便かは異なる。
ローソンフレッシュ
ローソンフレッシュはヤマト便と日本郵便に配達を委託しています。ヤマト便か日本郵便かは地域により異なります。
コープデリ・おうちコープ・パルシステム
一括りにしてしまいましたが、生協であるコープデリやおうちコープ、パルシステムなどは基本自社便配達をしています。同じ地域でも協栄流通・流通サービス・国際トランスなどの業者に配達を委託していて配達を自社と委託で分配している形です。
パルシステムのお試しセットなど1回の特殊配達はヤマト便に委託しています。
ヨシケイ
ヨシケイは自社便配達です。ヤマト便には委託していません。
このように見るとヤマト便に委託している業者は食材宅配サービスの中でも多数あります。自社便での配達は関東圏内のサービスが多く圏外で利用している方には時間指定の影響がありそうです。オイシックスは自社便での配達をおこなっていないので関東圏内での利用でも影響があると思います。
ヤマト運輸の夜の時間が指定できないというのは今まで夜の指定をしてた方には大きな影響がでることが予想されます。そのようなときに強いのが自社便をもっている業者です。
自社便の場合は玄関先などに留め置きサービスを実施しています。留め置きサービスとは商品を常温品・農産品・冷蔵・冷凍などに分けてドライアイスや保冷剤などで品温管理をし、専用のボックスに入れて鍵付きのカバーなどし玄関先にセットしてくれます。
自社便は時間指定はできませんが、玄関先にセットしてくれることで不在時でも配達物が受け取れるので便利なサービスだと思います。ヤマト便は直接手渡し以外は再配達になります。再配達が有料になるかもしれないことを考えるとかなりの影響がでることが予想されます。
まとめ
ヤマト運輸が時間帯指定の見直しを行うことでヤマトに委託している食材宅配サービス業者への影響を予想しました。自社便で配達を利用している方には当然影響はありませんが、ヤマト便で配達を利用していてどうしても夜のこの時間しか在宅していないという方には少なからず影響がありそうです。
まだ正式に見直しが決まったわけでもなく、今後どのようになるかはわかりません。あくまで検討段階です。もしかしたら食材宅配サービス業者が違う業者に委託することも考えられますし、今後に注目したいと思います。
インターネットの普及で足を運ばなくても買い物ができ、自宅になんでも届く便利な時代になりましたが、物をそこまで運ぶのにはどうしても人の力が必要です。これから先はもっと多くの方が宅配を利用すると予想できます。
これからの宅配サービスがもっと発展していくことを願います。
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