豆腐の定義
今日は豆腐の定義について書いていきます。ちなみに皆さんお豆腐の定義ってどんなものかわかりますか?国産大豆使用、アメリカ・カナダ産の大豆使用、豆腐は豆腐だろ!って思っている方もいると思います。
私は豆腐の定義なんて知らなかったので国産の良い大豆を使えば価格も高くなるがおいしい、安い大豆を使って添加物などを入れていれば安いがあまりおいしくないぐらいにしか考えていませんでした。
先日テレビを見ていたらどこぞのスーパーが安くて便利という紹介がされていてお豆腐一丁が26円!という破格で販売されていました。利用者は安くて便利といっていましたが、私はちょっと安すぎない?本当にお豆腐なの?という疑問がありました。
そんなときにたまたまネットニュースを見たら『これから豆腐業界が変わる!』なんて記事を見つけて読んでみると、
『今まではしっかりとした豆腐の定義がなくなんでも豆腐として販売されていた』
とのことでした。やはり今までは豆腐に定義なんてなかったわけです。定義がないから安売りもできてたわけで定義を作ることで普通のお豆腐としては販売できなくなり、極端な安売りを防止できるようです。
さらに定義を作ることで消費者もどんなお豆腐なのか?というのが一目でわかるようになり、安心・安全なお豆腐を選べるようになります。
ではこれから新しく作られるお豆腐の定義とはどのようなものなのか?みていきましょう!
これから定義が変わります
今までは曖昧だった豆腐の定義についに豆腐業界が乗り出してしっかりとした定義を設けることを発表しました。ではどのような定義になるのか?これからはこんな定義になります。
豆腐に含まれる大豆の割合【大豆固形分】を基準
10%以上を『とうふ』(大豆・凝固剤・水だけを使用)
8%以上を『調製とうふ』(副原料を用い、味・食感などを調整)
6%以上を『加工とうふ』(調整とうふより加工度の高いもの)
※ 6%に満たないものや、卵を主原料とするたまご豆腐などは除外
という形でおおまかに分類されます。要するに今まではこのような定義がなかったので大豆を多くいれてこだわった豆腐でも大豆が少ないけど添加物などを入れて味や食感を調整・加工していた豆腐でも同じ『とうふ』として販売されていました。
それなら当然、消費者は『安い』とうふのほうがいいわけです。ただこの定義ができることで消費者の買い物行動は大きく変わると私は思います。
野菜も国産と外国産のものがあって、少し高くても国産を選ぶ人が多いように、加工してある豆腐より大豆の多い豆腐を選ぶということです。ただ、そんなのどっちでもいいから安い方がいいという方もいると思うのでそれは考え方なので人それぞれです。
ちなみにこれ以外でも、『最高級』『天然』などの根拠が定かでないのにオーバーな表示をすることなどを禁止し、添加物もさらに詳細な表示を義務付けるとのことでした。
消費者にとってはわかりやすくていいですよね!さらにこだわってお豆腐を作っている業者には嬉しい話です。まだ表記までには時間がかかると思いますが、表記が始まったら皆さんもチェックしてみてください!
参考までに今までのお豆腐の表記はこんな感じです。
豆腐に使われているものとして大豆・にがり・消泡剤というのが一般的だと思います。この表記をみると大豆がどれだけ使用されているかはわからないですね。
大豆は遺伝子組換えなのか組換えではないのか?国産なのか外国産なのか?といったところが表記されています。添加物としては塩化マグネシウム(にがり)と消泡剤が一般的で、にがりは豆腐を固めるのに必要なので基本的に入っています。
消泡剤は豆腐を作るときにできる泡を消す添加物なので手作業などでこだわっている豆腐には入っていないことがあります。市販の普通の豆腐には消泡剤を用いているものが多いです。
食材宅配サービス業者ではこだわりの豆腐を販売しているところが多いので消泡剤は使ってないものが多いです。生協では『パルシステム』が消泡剤を使っていないことが有名で、あとは『大地宅配』や『オイシックス』などの豆腐も消泡剤は使っていないのでこだわって作っているのがわかります。
まとめ
豆腐の定義のお話でした。今まで豆腐には定義がなく曖昧なところがあったということは驚きでしたが、これからは消費者にとって安全で安心なものを選べるようになるのは嬉しいですね!
ちなみにまだ表記がはじまったわけでないのでどの豆腐が調整とうふでどのとうふが加工とうふなのかはわかりません。よって最初に話した市販の安い豆腐がそれに当てはまるというわけではないので間違いのないようお願いします。
今回は豆腐のお話でしたが、同じ大豆を使っている『納豆』なども定義が曖昧だそうです。豆腐の定義の取り組みと一緒でこれから納豆にもしっかりとしたルールが作られるようなので注目ですね!
消費者にとって安全・安心の商品がわかりやすくなることは便利です!安いものを求めるのは当たり前ですが、高くても安全なもの、安くて安心な商品を選んでいって子供が食べるもの、自分たちの健康を考えていくことも大切だと思います。
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